【急遽文転】浪人を経て慶應義塾大学総合政策学部に合格!檜垣さん編【合格者カレンダー】

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檜垣さんは、現役時代の受験は全滅し、浪人して慶應義塾大学SFCを目指しますがAO入試も失敗。
7月まで科目の勉強を全くしていなかった状況から文転し、一般入試に専念します。

武田塾のアドバイスで大胆な戦略を取り、見事に慶應義塾大学総合政策学部に合格しました!

そんな檜垣さんの合格までの道筋を聞いてみました。

合格を果たした慶應義塾大学総合政策学部とは

慶應義塾大学は日本を代表する名門私立大学の1つで、早稲田大学と並んで”早慶”と称されています。
創立者である福澤諭吉が掲げた「独立自尊」の精神と「実学」の理念を受け継ぎ、長きにわたり多くの分野でリーダーを輩出してきた歴史ある大学です。

総合政策学部は湘南藤沢キャンパス(SFC)にある、1990年に設立された学部です。
多様な分野にまたがる学問や文化に触れることができ、現代社会が直面する複雑な課題に対して、実践的な解決策を見出す次世代のリーダーとなりうる人材の育成を目指しています。

受験難易度も非常に高く、その偏差値は70〜72.5。
入試科目の少なさがさらなる競争激化につながっており、合格するためには相応の努力が必要となります。

入試全滅から浪人を決意して慶應義塾大学SFCを目指すも・・・

現役時代は明治大学が第1志望だったものの、とてもMARCHなど受けられるレベルではなかったという檜垣さん。
偏差値は60にも届かないくらいで、模試もE判定の連続でした。

いま考えても「よく受けたな」と感じる状況で迎えた受験本番でしたが、案の定すべて不合格。
現役時代の合格実績なく浪人することになります。

大学に行く意味を考え直して慶應義塾大学SFCの受験を決意

浪人を決意したタイミングで「大学に行く意味ってなんだろう?」と考えるようになります。

改めて深く考え直していろいろと調べた結果、自分の考えと合致したのが慶應義塾大学SFCの総合政策学部と環境情報学部でした。

この時点での偏差値は英語46、数学55、少しできた物理が62。
厳しい状況からのスタートでしたが、慶應義塾大学SFCを目指すことを決意します。

慶應義塾大学SFCのAO入試に挑戦するも不合格

慶應義塾大学SFC合格を目指し、最初に選択したのは一般入試ではなくAO入試。
浪人を決めた3月から7月まではAO入試対策に費やします。

AO入試で重要なのは志望動機や自己PR。
大学に行ってやりたいことや研究したいことを明確に伝えられないと、受験の土俵には立てません。

AO入試対策をすることは、自分自身や人生と向き合って対話することとも言えます。
この作業に苦しんだ檜垣さんは、残念ながらAO入試で合格することができませんでした。

「授業はいらない」が武田塾の決め手

AO入試の不合格を受け、一般入試での受験を検討し始めた檜垣さんは、慶應義塾大学SFCの合格実績もある武田塾への入塾を決めます。

AO入試対策で3月から7月まで科目の勉強を一切していなかったため、大きな不安を感じていました。

反面、現役時代でインプットは大体終わっており、必要だと考えていたのは3月から7月の間に忘れたことをどう思い出すかと、問題を解く練習。
合格に向けて授業が時間のロスになると考えていた檜垣さんにとって、「授業はいらない」と大々的に掲げている武田塾はぴったりでした。

武田塾に入って嬉しかったのは「大事な決断を一緒にしてくれたこと」

武田塾で進路のこと、入試の作戦などのアドバイスをもらった結果、一般入試に専念することを決断します。

もう一度AO入試を受けるという選択肢もありましたが、AO入試をやめるという判断をしたのは校舎長。
自分ひとりでは悩んでしまうところを校舎長がズバッと決断してくれたので、「一般入試に専念しよう!」という気持ちを固められました。

「やめるという難しい判断を一緒に考えて決断してくれる大人がいたことが嬉しかった」と檜垣さんはその時のことを振り返ります。

SFCで学びたいことを重視して文転を決断

文転を決断できたのも、武田塾に初めて行った日の校舎長のアドバイスがあったからこそでした。

「慶應義塾大学SFCでやりたいこと」をベースにすると、専門的な理系よりも幅広く学べる文系の方が合っていると考え、文転を決意します。

文理融合型で、どちらかというと理系に近い第一志望の慶應義塾大学SFCは、数学と小論文で受験。
一方で併願する他大学の受験では、国語を使うような文系での受験を選択するという戦略を立てて学習を進めていきます。

レベルにあった参考書で学習効率アップ

武田塾では宿題の内容を先生に決めてもらい、参考書を見ながら学習を進めます。

レベルごとに難易度の違う参考書を使用するのが、多数の受験生の合格実績に裏付けされた武田塾の特長の1つ。
どの参考書にどんな情報があるのか、把握しやすいのがメリットです。

現役時代はほとんど参考書を利用しなかったため、情報が整理できずに散らかったままでした。

武田塾の学習方法なら難易度別の参考書を使うことで情報が整理でき、つまずいた時に戻るべきポイントが明確になるので、スムーズな学習につながります。

慶應義塾大学SFC合格に向けて得意を活かす戦略に

文転を選択し、現代文・古文・漢文を加えて学習計画を立てたところ、1日12時間勉強しても終わらない分量になってしまいます。

慶應義塾大学SFCには絶対に行きたかった檜垣さんは、他大学を諦める覚悟で大胆な戦略を取ります。

それは古文の読解を完全に捨てるというもの。
古典文法と文学史だけで最低限の点を取り、不足分は数学で取り返す戦略を選択します。

文系数学の偏差値が71.5まで伸びており、古文の読解を捨てても大丈夫と思える状態だったことも、この戦略を決断できた大きな要因のひとつでした。

イレギュラーな事態を乗り越えて慶應義塾大学SFCに合格

入塾後に一般入試と文転を決断してから、予定通りに学習を進め、11月頃からは小論文の対策も始めます。

入試前には一番恐れていたコロナにかかるという大きなイレギュラーもありましたが、見事、慶應義塾大学SFCに合格!
さらには東京都市大学と立命館大学の合格も果たします。

数学が完全に身についており、数学で点数をかせぐ戦略を活かした志望校選択が功を奏した結果となりました。

東京都市大学などは英検利用もあり、そこまで英語に力を入れずに済んだことも合格につながるポイントのひとつでした。

戦略のリスクの顕在化でMARCHは全滅

不合格だったのは明治大学・法政大学・青山学院大学といったMARCHレベルの大学。
東京都市大学や慶應義塾大学SFCに合格しているのにMARCHが全滅だったのは、頼りにしていた数学で点数が取れなかったからです。

採用していた戦略は、自分の得意科目で点数を稼ぐことが前提。
ほかの科目で取り返すことができないので、得意科目の結果に大きく左右されるというリスクのある戦略でもありました。

数学を武器にできた秘訣はつまずいたポイントの整理

数学が難しいと言われる慶應義塾大学SFCの入試でも、数学を武器にして戦略的に合格を勝ち取りました。

これだけ数学の力をつけることができたのは、自分が間違えたりつまずいたりしたポイントを細分化してノートに整理していたからです。
難しい問題でも構造を理解できるようになり、解答の流れもつかみやすくなります。

簡単な問題は誰でも解けますが、重要なのは難しい問題が出てきたときにどう対処するかです。
整理して頭に入れておいたことを、本番で引き出せるように準備していたことが結果に繋がりました。

計算力を軽視してはいけない

数学を学習する上で「論理的な考え方を身につけることが必要」と言われたりもしますが、なんだかんだ言って「計算力が重要」だと檜垣さんは言います。

小さい頃から計算ミスが多かったため、『合格る計算』で計算力を鍛えました。

間違えた問題は「なぜ間違えたのか」を必ずノートにメモしておくようにし、地道に計算力をつけていったことも合格の一因と言えるでしょう。

得意を活かした戦略で文転から慶應義塾大学総合政策学部に見事合格|まとめ

入塾してから文転を決意し、現役時代から大きく偏差値を伸ばした数学を武器にして、大胆な戦略で慶應義塾大学SFCに見事合格しました!

しかし決して順風満帆ではなく、受験ではイレギュラーな事態も経験しています。

檜垣さんが一番覚えている言葉は、国語のメンターに言われた「入試は上振れは起きないけど下振れは起きる」という言葉。
合格ラインに狙いをつけて勉強していると、想定外のことが起きたときに、下振れに耐えられず落ちてしまいます。

体調を崩したり、普段なら解ける問題が解けないなど、受験では普段と違うことが起きるもの。
合格ラインに対して余裕のある目標設定を行ない、安定して点数が取れるように計画を立てて準備しておくようにしましょう。

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